淡江媒體報導

【NHK】 台湾に村上春樹文学の研究拠点

刊登時間 2014-09-24 撰寫 NEWSweb 報導來源連結

海外にも数多くのファンがいる作家、村上春樹さんの作品を研究する「村上春樹研究センター」を台湾の大学が設立し、村上作品の国際的な研究拠点を目指すことにしています。 センターを設立したのは台湾北部の新北市にある私立の淡江大学で、22日、関係者が出席して記念の式典や講演などが行われました。 センターでは日本文学の研究者が中心となり、村上さんの作品が各地で、どのように読まれているかの比較や、社会学や心理学の観点からの分析など、多様な側面から研究に取り組むことにしています。 台湾では1980年代から村上さんの翻訳作品が読まれ始め若者を中心に人気が高く、台北には、村上さんの作品から名付けたカフェがあるほか、大学でも卒業論文のテーマに選ぶなど研究対象にする学生が増えているということです。 淡江大学では、国際的な学術会議も定期的に開催する計画で、センターの曽秋桂主任は「将来、『村上春樹学』を作り上げることが目標で、村上さんの作品をさまざまな角度から研究する土台を提供していきたい」と話しています。